個人の負債が企業再生の足を引っ張っているんです
今日から二日間中小企業大学校にて経営改善計画の策定研修を受ける
ちょうど2年前に同じ研修を受けたのですがこの度は復習かねて再度受けることになり今からワクワクしています
さて、ちょうど今一件経営改善計画をクライアントと一緒に作っていて
経費の削減についてあれこれ掘り下げているところで、役員報酬の減額のところで悩ましく2人で頭を抱えています
それはどうしてかというと社長個人で借り入れをしている額が大きく
しかも保証会社付きなので金利も10%と非常に高い
こうなると銀行というより街金という感じですね
経営改善計画で役員報酬の大幅なカットというメスを入れると社長個人の金利さえ払えなくなってしまいます
だから企業の経営改善計画とリンクをさせて経営者個人の負債はリスケよりももう一歩踏み込んだ交渉をすることがあります
実際こんなに高い金利を保証会社付きで金融機関を窓口に社長個人で借り入れて
事業の赤字の補填にしているケースは驚くほど多いのが現状です
社長の個人借り入れが、実は企業の再生の足を引っ張ることがあるので
どれだけ金融機関から保証会社付き融資(フリーローン等)を提案されても絶対に受けないことをオススメします